スマートフォン

組合協会だより

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☆スマホ販売店の不適切サービス調査

スマホは日常の用はもちろんのこと、今や電設現場・建設現場においても不可欠の通信用ツールとなっています。現場管理などの各種アプリだって、スマホを抜きには語れませんよね。そのように何かと大切なスマホですが、現場でも必要不可欠だからこそ、会社でまとめて購入するような場合は特に「なるべく価格の安い販売店」を求める傾向が強いのではないでしょうか。

しかし、メーカー間競争、販売店同士の競争などが激化するばかりの昨今、不適切なサービスで違法に近い販売形態をとっているケースも少なくないようです。

そうした状況を受け、総務省は今年6月12日付で、スマホの販売状況に関して、MNO4社(au/KDDI、docomo、Rakuten Mobile、SoftBank)の販売店を対象に実施した「2023年度覆面調査の結果」を発表しました。

調査項目は「利用者に対する端末の購入当をすることを条件とする原則4万円のじょうげんを超える利益提供の提示」の有無について。さらには「SIMのみ新規契約における2万円を超える利益提供の提示」の有無についてでした。調査期間は今年の1月~3月。その結果は、2022年度に実施した同調査より全体にかなり改善はしていたようです。

そんな中でも、最も問題が少なかった楽天モバイル、次いでSoftBank、KDDIと続き、最も悪かったのはNTT docomoという結果になったそうです。

その詳細は総務省の専用サイト「2023年度覆面調査の結果」を参照してください。

 

☆指先の微細な動きを解明するシステム

芝浦工業大学は5月22日付で、「柔軟な触覚センサーを活用し、手先・指先の微細な動きを高い精度で識別できるシステムを開発」と題するニュースをリリース。これは人の微細な指先の動きを客観的に識別・評価するシステムで、子どもの発達研究やオンライン医療などへの応用が期待されながら、長年にわたって課題になっていた技術でした。

芝浦工業大学システム理工学部生命学科の佐藤大樹教授をリーダーとする研究チームは、この難題に対して、電気インピーダンスめトモグラフィを活用した「トモグラフィ型触覚センサー」を用いることで、非常に高い精度による動作の識別を可能にしたのだそうです。

同研究所では今後、この技術を使って手先運動を促す知育玩具の開発(発達障碍児の療育など)から、ゆくゆくは医学研究にまで汎用できるような領域まで高めていきたいという趣旨の声明を発表しています。

これは非常に興味深い研究ですよね。ぜひとも大きく成功していただきたいものです。

 

☆電線マニア・石川蓮華さんへの期待!!

日本電線工業会は6月6日付でプレスリリースを発信。本欄でおなじみ、電線マニアの人気俳優・石山蓮華さんの「第2期目・電線アンバサダー」就任を発表しました。

当日は石山さんへの委嘱の印として、古河電工が提供した耐熱電線を加工・デザインした「電線ペンダント・イヤリング」を石山さんに贈呈しました。石山さんには持ち前の電線愛をさらに発揮していただき、電線だけでなく電線を通る電気についての啓発活動に期待したいと思います。