ユニホーム

ワーキングウェア

投稿日:2023年4月28日 更新日:

☆ユニフォームの再資源化への取り組み

脱炭素社会の構築に向け、ありとあらゆる業界が「ロス(無駄)」をなくすための努力、SDGsへの取り組みを繰り広げています。

特に目立つのは広い意味での食品業界における「フードロス」をなくす運動でしょう。

同様に活躍が目立つのは作業着業界です。本欄でもこれまで再三にわたってご紹介してきたように、さまざまな現場で着られている作業着がリサイクルされる取り組みは、もはやトレンドともいえます。

この4月21日付で、企業用ユニフォームの企画・販売を行う専門商社「ユニフォームネット」がニュースリリースした「不要になった企業ユニフォームから新たな製品を生み出す《リバトン:ReBaton》サステナブルプロジェクト」もまた、そうした取り組みの新たな事例の一つといえます。

同リリースには、次のように、リバトン・サステナブルプロジェクトの趣旨が説明されています。

「企業用ユニフォームの新規買い替えの際に出る不要となった旧ユニフォームを回収し、適切なリサイクル処理ののちに再資源化、新たな製品の原料として活用する」こと。

実際問題、昨今、ブームが続く作業着業界だからこそ、作って売った後のことまでも考える必要があるのかもしれません。

それは「社会貢献になるから」ということだけじゃなく、回りまわって業界がずっと存続するための「資源を再生する」「育てる」行為にほかならないからです。

ユニフォームネットの取り組みに、さらに続くプロジェクトが、業界全体に幅広く出てくるといいですよね。

 

☆大風量のファン付き衣料がこの夏も大活躍

そろそろ春から初夏へと向かう今日この頃、ファン付きの作業着が嬉しい季節を、いよいよ迎えようとしています。

そんな折も折、衣料用ファンの制作販売で定評のあるアークランズが、「大風量 衣料用ファン」を、ホームセンターで販売開始するとのニュースリリースを行いました(4月24日付)。

この「大風量 衣料用ファン」は、小型軽量かつ強力なモバイルバッテリーを採用することで、これまでにない大風量を生み出すファンとなっているようです。

同リリースによると、同社のこれまでのモデルに比べて「1.5倍の風量」が実現したとのこと。モバイルバッテリーも特殊なものではなく、市販されている出力12V/1.5A以上のもので大丈夫。風量は「強・中・弱」の3段階。強だと「66リットル/秒」、中だと「48リットル/秒」、弱でも「33リットル/秒」もの風が実験したそうです。

今年の夏も、ファン付き衣料の全盛時代は続きそうですね!!

 

☆採用活動の切り札はカッコいい作業着!?

ユニフォームの専門サイト「ワーク・キング」が4月13日付で更新した記事「新卒採用には作業着が効く!?」は、なかなか興味深い内容になっています。

同記事によると、昨今の企業の採用活動の一環として、オシャレでカッコいい作業着を活用している企業が増えているというのです。

(以下、詳細は次号に続く)