作業着

ワーキングウェア

投稿日:2022年3月4日 更新日:

☆旧来の作業着を発展途上国に寄贈!!

北日本新聞のオンラインサイト(2月18日付け)によれば、富山市に立地する電気工事業者ユウディケーは、創立60周年事業の一環として、使用済みのワーキングウェア=作業着(夏用・冬用を合わせた上下100着セット)を、発展途上国に寄付。大いに喜ばれているそうです。

ユウディケイでは、創立60周年を機にユニフォーム(作業着)を一新しましたが、愛着ある旧来のユニフォームを役立てる方法は何かないかと模索。

海外での支援活動に定評のあるNPO法人に相談した結果、発展途上国への譲渡が決まりました。

記事にはユウディケイの梅本由紀子社長をはじめ、女子社員たちが自らユニフォームを段ボールに箱詰めする様子も、写真付きで報じられています。

日本の作業着は品質やデザインに定評があり、頑丈さも兼ね備えた優れモノばかり。

こういう使い方はSDGsの理念にも叶っており、ユウディケイ社の堅実で誠実な社風がしのばれます。

きっと地元でも評判の電気工事会社なのでしょうね。同じ業界人として、誇らしい気持ちに満たされます。

 

☆スポーツ用品メーカー・ミズノの作業着

ワーキングウェア(作業着)は今や、安くて丈夫でおしゃれなカジュアルウェアとしても人気を博し、マーケットも年々拡大する一方です。

そうした情勢は、実は20年以上前ぐらいから、少しずつではありますが顕在化しつつありました。とくに分野で繊維・復職を扱っているメーカーの、ワーキングウェア業界への参入が、昨今、非常に目立ちます。

日本を代表するスポーツ用品メーカーのミズノもその一つですが、ミズノがワーキングウェアに着目し、参入したのは1997年。すでにかなりの経験値を積み重ねています。

ちょっと古いニュースですが、そのミズノのワーキングウェアにまつわるニュースをウェブサイトで発見しましたので、ちょっとご紹介します。霧島・黒霧島・赤霧島など高品質の焼酎で知られる霧島酒造の新しいユニフォームの製作を、ミズノのワーキングウェア・セクションが担当したという、昨年9月16日付のニュースです。

このワーキングウェアの素材は、ミズノのスポーツ用品メーカーとしての「ユニフォーム造りの技術の粋」を結集したもの。伸縮性に優れ、吸湿機能や消臭機能、制電機能、さらには食品製造には不可欠の「異物混入防止」のため、ポケットやボタンをすべて廃しているのも、大きな特徴です。

また消臭機能については、ミズノのニュースリリースによると「襟元や脇の部分、パンツの股の部分などに、臭いの素を分解するオリジナル素材『ミズノデオドラント』を採用しているとのこと。

なお、ミズノは作業着としてのユニフォームだけでなく、ワーキングシューズや昨今人気のオシャレ系ワーキングウェアも開発するなど、すでにニュータイプのワーキングウェア・メーカーとしての地位を着々と構築しつつあります。今後が楽しみです!!