☆市川市で「地域新電力」の立ち上げ
地域の再エネ電源を地域に供給するとともに、地域課題の解決にも役立てることを目的に、かねてより環境省が推奨している「地域新電力」の新たな取り組みとして、千葉県市川市・京葉ガス・千葉銀行の3者による地域新電力「いちかわクリーンエネルギー」が立ち上げられたことが、2月18日付で共同発表されました。
発表によると「市川市のごみ焼却施設《市川市クリーンセンター(7300kw)》でつくられた環境価値の高い電力を市内の公共施設などに供給する」取り組みで、これまで「市外に流出していた電気代の支出を地域にとどめ、そこから得られた利益を脱炭素化推進に役立てる狙い」があるとのこと。
ちなみに「いちかわクリーンエネルギー」の設立は1月23日付で、出資比率は市川市56%、京葉ガス39%、千葉銀行5%となっています。
☆中部保安協会でインターンシップを実施
2月18日付「電気新聞」によると、2月10日(月曜)、中部電気保安協会は愛知県春日井市に立地する、協会の人材開発技術センターにてインターンシップを実施。当日は名古屋工学院専門学校電気工学科の2年生22人および大学生5人が参加し、協会が日ごろ実施している「調査・保安業務」などを体験しました。
当日は名古屋工学院専門学校OBの先輩職員6人が講師を務めた由。「座学や実技を通して仕事内容の説明」を行ったほか、懇談の時間に質疑応答も実施したとのことです。
参加者の中から一人でも多く、電気の保安業務に従事する人材が出てくることを期待したいと思います。
☆通常なら30日の工期を2日半で達成!!
株式会社サンエスオプテックは2月18日付でブレスリリースを実施。横浜市立横浜国際プールの照明に関し、「オールLED化」工事を同社が手掛けた経緯を公表しました。
プレスリリースによると「横浜国際プールのオールLED化」には、4つの課題があったそうです。
「住民向け施設のため長期間の閉鎖は避けなければならないこと」「交換可能なLED照明が市販品では対応できないものが多いこと」「既存の設備を極力生かした上での工事が必要だったこと」「住民が利用する中での電気工事の実施をしなければならないこと」です。
サンエスオプテックではこれらの課題に対処するため「屋内プール用の耐塩素仕様のダウンライトをカスタム製品で対応すること」「従来据え付けられていた水銀灯1000Wの筒を活かし、中の水銀灯をカスタムLED照明で代替すること」「大型ダウンライトをLED化し、眩しさ低減のカスタム仕様を適用すること」です。
結果として同工事は、通常なら30日かかるところを、なんとわずか2日半に短縮することを可能にしたといいます。すごい技術力ですね!!
☆電気工事の仕事を漫画化して高校に寄贈
2月18日付「福島民報」によると、全会津電気工事協同組合は、電気工事の仕事を「漫画ふう」に紹介した冊子を制作。地元の工業系高校に寄贈しました。(以下、次号に続く)