☆業界も要注目!! 2月の展示会情報です
コンベンション施設で開催される各種展示会は、電気設備工事会社や電設資材専門商社にとって、提案営業のヒントの宝庫です。今週もそんな注目すべき展示会の数々をご紹介していきます。
まずご紹介したい展示会は、2024年2月8日(木曜)~2月9日(金曜)、パシフィコ横浜Dホールで開催される「第28回自然災害対策技術展・震災対策技術展」です。
同展は「第15回振動技術展」「第4回防災食品展」との同時開催になりますが、折しも現在、日本列島は「令和6年能登半島地震」の復旧作業に固唾を飲んでいる最中。同展はいろいろな意味でタイムリーな展示会といえるでしょう。
それは以下のような「出展者のジャンル」を見れば、まさに一目瞭然です。
【震災対策技術展・出展者ジャンル一覧】
◇地震対策
耐震・制震・免振技術・製品/耐震用配管・継手/地震計・緊急地震速報/災害用トイレ/非常食/発電機/テント・シェルター/浄水器/通信・情報システム/安否確認システム/家具転倒防止製品/防災グッズ、他
◇津波対策
シェルター/ハザードマップ/救命ボート/予測システム、他
◇水害対策
河川水位測定センサー/止水版/ポンプ/洪水対策技術、他
◇土砂災害対策
土砂・落石探知システム/GIS/雨量計/対策技術・工法、他
◇落雷対策
避雷器/コンピュータバックアップシステム/雷防護線品、他
◇突風・竜巻対策
気象監視技術/解析システム/警報システム/飛散防止フィルム、他
◇火山対策
BCP/観測システム・機器/風速・風向計/低周波測定器、他
同様に「振動技術展」においても、防振、免振、制振、耐震などのジャンル別に、各関連技術や対策用製品および技術などが、きめ細かく展示されるという意味合いにおいて、能登半島地震が発生した直後の今春では「最大級の注目」が集まる展示会になるのではないでしょうか。
電気設備工事技術との関連性をもつ技術や製品もたくさん見られるはずで、本欄でも取材にうかがいたいと考えております。
次にご紹介したいのは、2月21日(水曜)~22日(木曜)の両日、東京ビッグサイトで開催される「第12回マーケティング・テクノロジーフェア東京2024」展です。
同展は「イーコマースフェア東京2024」展および「コマースフェア東京」展、「健康博覧会」「ケアショーJAPAN」との同時開催になりますが、ジャンルの別を問わず、現代の企業活動の基盤である「マーケティング活動」に焦点を当てた注目すべき展示会です。
当然のことながら、電気設備工事の観点からも提案営業のヒントになりそうな各種技術やサービスなどが、具体的な形で展示されるでしょうから、見逃せませんよね!!