☆業界も要注目!! 4・5月の展示会情報!!
コンベンション施設で開催される各種展示会は、電気設備工事会社や電設資材専門商社にとって、提案営業のヒントの宝庫です。今週もそんな注目すべき展示会の数々をご紹介していきます。
前回最後に触れた、電気設備工事業界にとっては欠かすことのできない春の名物「ジャンボビック見本市」に関する情報の続編です。
「おかげさまで50回!JUMBOで創ろう!未来社会!」というキャッチフレーズが躍動する今年度の「ジャンボびっくり見本市」(4月12日・13日にインテックス大阪/4月19・20日に東京ビッグサイトでそれぞれ開催)は、キャッチフレーズ通り「50回目の節目」。
まさに春の一大イベントになりそうな予感がします。それにしても今年が50回目の節目というのは、なんだかタイムリーですよね。
というのも、周知の通り、この4月から、電気設備工事業界を含む建設関連業種は「働き方改革」の本格導入を義務付けられています。ある意味「新しい時代」が始まる訳で、その節目の年に「ジャンボびっくり見本市」が50回目を迎えるというのは、新しい時代への、まさに「船出の追い風」ではないでしょうか。
「ジャンボびっくり見本市」は第46回目となる2020年度の回を、コロナ禍のため中止にしています。そうしたハプニングを経たうえで、「働き方改革元年」となる今年4月に「50回の節目」がズレたのです。これを弾みにしない手はない――という雰囲気が、同展公式サイトには満ち溢れています。
昨年の同展、大阪会場では256社(687小間)が出展して、総計1万7237名の入場者が2日間でありました。一方の東京会場には187社(557小間)が出展し、1万2119名の参観者がありました。
今年度はその数値がどこまで上がるかという楽しみもありますが、より以上に、働き方改革元年にふさわしい、どのような展示がなされるかに大注目です。
大会スローガンは「建設業・製造業をあらゆる角度から支え、新たな価値を創造する」ですが、実際、今年度からの建設関連業種は「新しい価値」を発信していかなければ、人手不足の状況を者返すこともではないでしょう。そのキーポイントが、先ほども書いた「働き方改革への取り組み」にあります。
本誌でもそのあたりを中心軸に、今年度の「第50回ジャンボびっくり見本市」を取材したいと考えております。
次にご紹介したいのは、4月24日(水曜)~26日(金曜)にパシフィコ横浜で開催される「OPIE24」展です。
同展は「レーザーEXPO」「レンズ設計・製造展」「ポジショニングEXPO」「光と画像のセンサ&イメージングEXPO」「宇宙天文学EXPO」「光源・光学素子EXPO」「光通信・要素技術&応用EXPO」によって構成されます。
同展公式サイトによると「光関連の専門展示会としては国内最大規模」で、新年度の始まる毎年4月に「研究開発・商品開発の課題を解決する為のソリューションを求めている技術者・購買関係者が来場」するそうです。
世界で注目される「フォトニクス市場」に関する同展。詳細は次号で!!