☆業界も要注目!! 5月・6月の展示会情報!!
コンベンション施設で開催される各種展示会は、電気設備工事会社や電設資材専門商社にとって、提案営業のヒントの宝庫です。今週もそんな注目すべき展示会の数々をご紹介していきます。
まずご紹介したいのは、5月15日(水曜)~17日(金曜)まで東京ビッグサイト西3ホールで開催される「自治体総合フェア2024」です。
国の各省庁が打ち出す施策に基づき、全国の市町村が実施する各種の活性化事業は、周知のように多彩な公共事業となって、建設関連業種にとって非常に貴重な「仕事源」を形成しています。
それら公共事業に食い込むのは、なかなか至難のワザでもありますが、公共事業に直接食い込まなくとも、公共事業関連の二次・三次受注の機会はバラエティ豊かに存在します。
そうした受注を獲得するためには、日ごろの情報収集や、情報に基づいての迅速な対応を可能にする態勢づくりなど、電気設備工事会社自身による自助努力が欠かせません。
「自治体総合フェア2024」は、そうした公共事業のトレンドを全体的に把握するのにピッタリの展示会といえます。
同時に、自治体による公共事業のトレンドを把握することは、近い将来のさまざまなニーズを先取りするためのヒントの獲得につながっていきます。したがって「自治体総合フェア2024」は、電気設備工事会社にとっても提案営業のまさに宝庫といえます。
会期中に予定されているセミナーのテーマには、自治体DX、SDGs、地方の未来を拓くAI・生成AIの活用、防災、行財政改革、イノベーション、窓口業務の変革、認知症予防、インバウンド対応、自治体ビジネスなど、現代の自治体が抱えるあらゆるテーマ(課題)がズラリと並んでいます。
これらのセミナーで語られる「概略」だけでも、意のある人には貴重な「自治体および公共事業へのアプローチ」に必要なヒントが、目白押しであるはずです。
読者諸兄の積極的なご参加を、お勧めする所以です。
次にご紹介したいのは、本欄では折に触れご紹介してきた「JECA FAIR/第72回電設工業展」(5月29日/水曜~31日/金曜、東京ビッグサイト東1・2・3ホールにて開催)の続報です。
1957(昭和32)年の第1回目開催以来、電設工業展は常に、最新の電設技術やサービスの展示とともに、電設業者のビジネスチャンス創出の役割を果たしてきました。
それは今回も同様ですが、今回の開催テーマは「電設技術が未来をデザイン!~持続可能な社会のために~」となっています。
前項でご紹介した「自治体総合フェア2024」と併せて、この「JECA FAIR/第72回電設工業展」にも来場すれば、日本社会の課題と課題克服のために現在なされている、多種多様な取り組みの概要が分かるのではないでしょうか。それは結果的に、電設業者にとっての新たなビジネスチャンスの源泉がどこにあるのか。それを、改めて確認する作業になるような気がします。これはやっぱり、会場に行くしかないですよね!!