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資材&工具の動き

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☆業界も要注目!! 9月の展示会情報!!②

コンベンション施設で開催される各種展示会は、電気設備工事会社や電設資材専門商社にとって、提案営業のヒントの宝庫です。今週もそんな注目すべき展示会の数々をご紹介していきます。

 

今週の本欄でまずご紹介したいのは、9月11日(水曜)~13日(金曜)まで、西1ホールで開催される「第65回 サイン&ディスプレイショウ2024」です。

東京屋外広告美術協同組合が主催する同展は、サイン・ディスプレイの製作や施工に必要な資材、素材、加工機器、工作車両なども含む関連商品全般の展示となります。

電気設備工事会社にとっても、電設資材商社にとっても、デジタルサイネージの登場以後、より幅の広い「商機」のある展示会になっているのではないでしょうか。

実際、屋外広告の世界は、デジタルサイネージが登場して以来、大きく変わりました。以前は屋外の風景を彩る広告物というイメージでしたが、現代においてはデジタル社会における成熟した都市風景・都市空間を形成する重要な「魅力発信のツール」として、屋外広告はその担う役割の幅を広げ続けています。

換言すれば、その幅の広がりに合わせた、新たな電気的アイデアも求められているわけで、同展を観覧することで、そのための提案規格のヒントが多数得られるものと、本欄では考えています。

業界企業の企画を担う部門の皆さんには、とりわけお勧めしたい展示会です。

 

前項の「サイン&ディスプレイ展」と同じ時期に、東京ビッグサイトで開催される「第26回 自動認識総合展」も興味深い展示会の一つといえます。

9月11日~13日まで、東京ビッグサイト西4ホールで開催される「第26回 自動認識総合展」は、同展公式サイトによると「国内唯一の自動認識技術・ソリューションの専門展」でうり、「《AUTO-ID for DX 未来を形にする自動化ソリューション》をテーマに、自動認識の先進技術を披露するほか、《画像認識×AIゾーン》を設け、近年注目されている技術を概観できる」とのこと。

自動認識の技術は省力化、省人化、デジタル化の進みつつある現代のモノづくり産業全般にとって、先端的な技術の一つですよね。

業界関係者の皆様のご参加、ご観覧を、本欄ではぜひお勧めしたいと思います。

 

次にご紹介したいのは、9月18日(水曜)~20日(金曜)まで、東京ビッグサイト・東1ホールで開催される「第4回 次世代森林産業展 FORESTRISE 2024」展です。

「新たな思考とテクノロジーで森林・林業の契機をかえる」というキャッチフレーズが示しているように、同展は森林産業が従来の林業の枠を大きくはみ出しつつあることを具体的に発信するとともに、より広範な先端技術とのコラボによって、産業そのものの構造改革を求めているように思えてなりません。

農業や漁業もそうですが、林業も今や単独の産業というよりも、地球全体の規模と視野で臨むべき産業になっています。

それを支えるのはあらゆる意味での電気技術であり、業界関係者の皆様のご参加、ご観覧をおススメする所以です。