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資材&工具の動き

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☆業界も要注目!! 9月の展示会情報!!③

コンベンション施設で開催される各種展示会は、電気設備工事会社や電設資材専門商社にとって、提案営業のヒントの宝庫です。今週もそんな注目すべき展示会の数々をご紹介していきます。

 

今週まずご紹介したい展示会は、前回の本欄の最後に少しだけ触れた、9月26日(木曜)・27日(金曜)に、東京ビッグサイト西3-4ホールにて開催されるの「レジャーホテルフェア2024」(併設展『レジャー&サービス産業展2024』)の続きです。

同展は「レジャーホテルのハード・ソフト・オペレーションの革新を実現する、最新機器・新商品・新システムのすべて」を網羅した展示会と公式サイトにあります。

日本食ブームなども手伝って、近年は観光地としての日本は世界的な関心を呼んでいますが、年間数千万人単位の外国人観光客の受け入れ態勢の不備は明白です。

近年、外国人観光客のオーバーツーリズムが問題になりつつあるのは、一つにはそうした「受け入れ態勢の不備」が要因となっているといえます。

観光立国を世界中に宣言し、クールジャパン事業などをはじめ、世界に向けて誘客を目的とする各種のキャンペーンを実施したのは、国が主導する政策でした。

にもかかわらず、想定より観光客が多すぎるというような悲鳴が各所で起こっているのは、街なかの道路の整備ができていないのに高速道路ばかり作って深刻な道路渋滞を現出させてしまった、20世紀後半の「悪手」と非常によく似ています。

「レジャーホテルフェア2024」の目的や意義については、さまざまな見方があるでしょう。そんななか、本欄では、そうした「悪手からの脱却法」の一つとしての、「レジャーホテルのハード・ソフト・オペレーションの革新を実現する、最新機器・新商品・新システム」の展示だと捉えたいと思っています。

展示会というのはそのように、自らが「見る・聞く・参加するための窓」を明確に持って参加することが、その展示会を自分なりに深く理解することに繋がると考えます。

そういう意味合いにおいて、「レジャーホテルのハード・ソフト・オペレーション」という同展のコンセプトこそは、電気設備業者や電設資材商社の得意分野で深くつながってくるものと考えます。

オーバーツーリズムにあえぐ現状を相克して、レジャーホテルを含むレジャー産業がいかにより大きく成長していくのか。そのことによって国の経済振興に寄与していけるのか。読者の皆様にはそうしたことに対するヒントをぜひ、この展示会でつかんでいただきたいと思います。

 

次にご紹介したいのは、同じく9月26日・27日に、東京ビッグサイト・東6ホールで開催される「トラベルソリューション展2024」です。「レジャーホテルフェア2024」と「トラベルソリューション展2024」は主催者も違いますが、同日にこのような展示会が並んで開催されているのは、観覧者にはとてもラッキーだと思います。先ほど「レジャーホテルフェア2024」展について書いたことは、そのまま、「トラベルソリューション展2024」にも通じるテーマだと思うからです。