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☆住友電工スコットランド工場の話題

住友電工は11月18日付でプレスリリースを発信。同社スコットランド工場に、スコットランドのジョン・スウィニー首相が訪れ、同社の「電力ケーブル工場」建設予定地を視察するとともに、スコットランド政府と住友電工との協力関係についても改めて確認し合ったとの情報を発信しました。

同工場では主に「再生可能エネルギーへの転換を支える重要なインフラとなる洋上風力発電所や、国家・地域間連係線に使用する海底ケーブルなどが製造されます。

スコットランドを含むイギリス全土では、現在、クリーンエネルギーへの転換を重要な経済チャンスと捉えた各種の事業・施策が進行中とのこと。

特に洋上風力発電は、スコットランド地方の雇用拡大や経済振興に不可欠の事業とされており、その分、住友電工への期待もより大きくなっているのでしょう。

日本企業による、スコットランドでの洋上風力発電の技術のさらなる蓄積は、日本の洋上風力発電全体の技術水準をアップさせていくための助けにもなるのではないでしょうか。

日本各地で進められている洋上風力発電所建設計画の推進に際しても、重要な部品は欧州製が主流です。そういった意味からも、国産技術の向上と蓄積は国益にも適った事業といえます。

本欄においても、住友電工スコットランド工場のさらなる健闘に、注目していきたいと思います。

 

☆業界も要注目!! 12月・1月の展示会情報

コンベンション施設で開催される各種展示会は、電気設備工事会社や電設資材専門商社にとって、提案営業のヒントの宝庫です。今週もそんな注目すべき展示会の数々をご紹介していきます。ここからは、本欄恒例の展示会情報です。

 

最初にご紹介したいのは、2024年12月11日(水曜)~13日(金曜)まで、東京ビッグサイトにて開催される「ジャパンビルド東京/JAPAN BUILD TOKYO-建築の先端技術展」です。同展は「高性能建材・住設EXPO」「建物リニューアルEXPO」「商業施設・店舗DX展」「建設DX展」「スマートハウスEXPO」「スマートビルディングEXPO」「不動産テックEXPO」「建物の脱炭素EXPO」の8つの展示会で構成されています。

同展公式サイトによると、同展は「建築・建設・不動産業界の課題を解決する最新の製品が一堂に出展する日本最大級の専門展示会」であり「建材、住宅設備、ビル管理・運用システム、リノベーション技術、AI・IoT関連技術、不動産テック、建設DX、建物の脱炭素かなどの関連業者が世界中から出展」するもので、「建築業界の開発・設計・工事・管理・運用分野」の専門家たちが商談を目的に来場する、スケールの大きな展示会です。

 

次にご紹介したいのは、12月19日(木曜)・20日(金曜)の両日にわたり、東京ビッグサイト西1・2ホールで開催される「モクコレ WOOD Collection2024 Plus」です。

出展者は38都道府県にまたがる約280の事業者。いずれも木材・木製品の名だたる企業ばかりです。(以下、詳細は次号で!!)