☆営業トークに最適6月の記念日特集③
日本の先端技術(物理学、工学、化学、数理・情報科学、計算科学、生物学、医科学など)の基盤を包括的に構築してきた理化学研究所は、1917(大正6)年6月19日に創設されました。
そのため毎年6月19日は「理化学研究所(通称・理研)創設の日」として、関係各位から認識されています。
そして、発足当初は文京区本駒込に立地していましたが、現在は周知の通り、埼玉県和光市に本拠を置いています。この本駒込から和光市への移転には、トータル10年間が費やされたといいますから、それだけ「移設するモノの重要性や質量が多かった」ということが、如実にうかがえるのです。
とにかく日本の理化学の総本山ですから、輩出した人材も多士済々。鈴木梅太郎(国民病といわれた脚気の治療に必要な抗脚気因子を抽出)、寺田虎彦(夏目漱石の弟子としても高名な物理学者、俳人)、中谷宇吉郎(世界初の人工雪製作に成功した物理学者)、長岡半太郎(第1回文化勲章受章の物理学者)、池田菊苗(味の素で知られるうま味成分、グルタミン酸ナトリウムの発見者)、湯川秀樹(日本人初のノーベル物理学賞受賞者)、朝永振一郎(量子電磁力学の発展に寄与したノーベル物理学賞受賞者)など、まさに「きら星のごとし」とは、このことを言うのではないでしょうか。
理化学研究所にかかる各学界および産業界からの期待値は、これからさらに高まっていくはずです。
毎年6月24日は「UFOキャッチャーの日」です。
UFOキャッチャーは周知の通り、ゲーセン(ゲームセンター)には不可欠のクレーンゲームの雄。ですが、なぜ6月24日が「UFOキャッチャーの日」かというと、6月24日が一方で「UFOの日」でもあるからです。
1947年6月24日、空飛ぶ円盤(英語ではフライングソーサー/空飛ぶお皿)のそもそもの発見となった「お皿状の謎の飛行物体/未確認飛行物体」が、アメリカ・ワシントン州の上空に初めて現れたからなのです。
発見者はアメリカ人実業家、ケネス・アーノルド。現在60歳代以上の人には、UFOディレクターこと、あの矢追純一さんが手がけた数々のUFO番組で、お馴染みになっている名前のはずです。
それはそれとして、景品を上から吊り上げる形式のクレーンゲームの通称をUFOキャッチャーとしたのは、かなりセンスのいい命名でした。
今や誰もが知るゲーム機の名称ですもんね。
毎年6月27日は「零細・中小企業デー」です。この記念日、国連の2017年総会の席上で決定された「国際デー」の一つとしても知られています。国連がこの記念日を制定した背景には「大企業ばかりでなく、社会を下支えしている零細・中小企業の重要性にも着目すべき」だという理念が息づいています。
実際、日本の産業界は、そのほとんどを占めている零細・中小企業が支えています。大企業はその基盤を牽引し、底上げし、強固なものにする役割を果たしています。それを忘れないでいてほしいものですよね。