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☆営業トークに最適「11月の記念日」③

毎年11月21日は「世界テレビ・デー」なのだそうです。不勉強にも、知りませんでした。この「世界テレビ・デー」が国連総会の席上で制定されたのは、1996年12月。周知の通り、21世紀を迎える直前のこの時期、一部の国や地域を除いて、テレビジョン放送は世界最大のマスコミュニケーションの手段になっていました。

情報化が進む日本を含めた先進国の間では、すでにインターネットが情報収集の最大の源泉になりつつありましたが、テレビ放送の影響はまだまだ大きかったのです。

そこで国連は、1996年12月の総会において、加盟国がテレビ放送を通じて、世界の平和や安全保障、経済、文化交流、社会的開発などのテーマによる啓発的な情報・交流のムーブメントを興すことを期待し、記念日としたそうです。

それから27年目の現在、マスコミュニケーションとしてのテレビ放送は、さらに影が薄くなりつつあるものの、今もって世界最大のマスコミュニケーションの手段であり続けています。

テレビ放送に携わる人々や、それを受け止める私たちも、改めてテレビ放送の力を見直し、それが世界の平和や安全に資する手段であることを願いたいものですよね。

 

毎年11月22日は「大工さんの日」です。

この日を「大工さんの日」と制定したのは「日本建築大工技能士会です」。2000(平成12)年のことでした。

日本建築大工技能士会の公式サイトによれば、制定前年の1999(平成11)年、保険会社(第一生命)が全国の男子小学生(1年生~6年生)を対象に行った「大人になったらなりたい職業」アンケート調査において、なんと「大工さん」が1位にランキングされたのです。

日本建築大工技能士会はそれを記念すると共に、「子どもたちの将来の夢と希望に応えることは、とりもなおさず建築大工業界の発展につながるもの」と捉え、まずは「大工さんの日」を定め、これを契機に次世代育成のためのイベントなどの開催を、決定したたのだそうです。

残念ながら、現在の男子小学生の憧れの職業は、だいぶ様変わりしてしまいましたが、「大工さん」をはじめ、モノづくりの職業が子どもたちの憧れの念や尊敬を集める時代というのは、なんだか、とても健全なものに映りますよね。

楽して儲けることよりも、自らの努力でモノをつくったり、自らの技術スキルを向上させることを大切にする考え方が世の大勢を占める時代が、またいつか、やってくることを願わずにはいられません。

 

毎年11月23日は「産業カウンセラーの日」です。働き方改革の推進が叫ばれる今日、働く人々の心の安寧をはかる産業カウンセラーの職責は、さらに高まりつつあると言えるでしょう。

人手不足解消の意味もあり、働き方改革の推進は一方で自動化、省人化を進めることにもつながり、そのなかで働く生身の人々には新たな悩みも生じてきそうです。産業カウンセラーの重要性はさらに高まるばかりです。