☆営業トークに好適:4月の記念日特集②
毎年5月19日は「日本初のボクシング世界チャンピォン(フライ級)/白井義男が誕生した記念日」です。
時は1952(昭和27)年の5月19日。現代の日本では世界スーパーバンタム級の絶対王者・井上尚弥選手が絶大な人気を誇っていますが、白井義男選手が日本初のボクシング世界チャンピォンになったときの騒ぎ(日本国民の喜びよう)は、まさに想像を絶するものがあったようです。
というのも、白井義男選手が日本初の世界チャンピオンになった1954年5月19日は、戦後ずっとGHQに占領されていた日本がようやく独立国としての再出発を果たした日(同年4月28日/サンフランシスコ平和条約の発効日)から、わずか3週間後のことだったからです。敗戦国として、国際的にさまざまな制限を受け、鬱々とした日々を過ごしていた日本国民にとって、独立国としての面目を取り戻した平和条約の発効に加え、日本人が再び「世界のひのき舞台に復帰した慶事」がポンとプレゼントされたような出来事だったともいえるでしょう。
スーパーバンタム級という軽量級の選手が、PFP(パウンド・フォー・パウンド/全階級で最も強い世界王者)ランキングの1位になるという井上尚弥選手の偉業は、まさに比類なき偉業です。
それに比べ、白井義男選手の偉業は、世界のボクシング界からみれば「ほんの歴史のひとコマ」でしかなかったかもしれません。しかし、当時の日本国民にとっては、現代の井上選手のPFPランキング第1位に勝るとも劣らない、大・大・大偉業だったのは間違いありません。
毎年5月20日は「東京港が開港した記念日」です。
東京港といえば日本を代表する港の一つ。横浜港・名古屋港・大阪港・神戸港とともに5大港とされています。
しかし、横浜港(1859/安政6年開港)、名古屋港(1907/明治40年開港)、大阪港(1868/慶応3年開港)、神戸港(1868/慶応3年開港)に比べると。東京港の開港は1941(昭和16)年と、ひときわ遅いのが目立ちます。
それは幕末期の開港以来、横浜港が東京港と同じ東京湾(旧江戸湾)内を代表する国際貿易港として君臨していたからでした。
東京港は幕末以来、東京湾の海上交通や輸送などの玄関口を一手に引き受けてきた感のある横浜港を、むしろ補佐するような役割をもって出発したのだという経緯があります。
現在では横浜港とともに「スーパー中枢港湾」として並び立つ東京港ですが、実は横浜港の妹分(弟分?)だったんですね!!
毎年5月21日はアメリカの飛行家、チャールズ・リンドバーグが「ニューヨーク→パリ間(大西洋)の単独無着陸飛行を達成した記念日」です。
使用した飛行機の愛称は「スピリット・オブ・セントルイス号」。単葉単発のプロペラ機で、ニューヨークを5月20日出発。機内には「サンドイッチ4つと水筒2本文の水のほか、1700リットルのガソリンが積まれていました。このときリンドバーグは25歳。まさに命がけの大冒険でした。