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投稿日:2022年6月17日 更新日:

☆営業トークに役立つ!?6月記念日②

前回の本欄では、1年で最も昼間時間(日の長さ)が長く、暦の24節気の10番目に当たる《夏至》が、今年は6月21日にやってくること、この夏至の日は日本電機工業会が制定した「冷蔵庫の日」(1985/昭和60年~)でもあることを、ご紹介しました。

当然、日が最も長いとくれば、太陽光発電にもうってつけの日ということになります。したがって、太陽光関係の記念日もこの日に定めている例があるに違いありません。

という訳で、記念日関係の人気サイト《雑学ネタ帳》を調べたところ、やはりありました。住宅・公共用太陽光発電システムの施工を主力とする横浜市の施工会社、横浜環境デザインが夏至の日を「太陽光発電の日」と定め、日本記念日協会に認定されています。

自然エネルギー関係の記念日にはその他、「地熱発電の日=10月8日」(石油天然ガス・金属鉱物資源機構、電気事業連合会、日本地熱協会が共同制定)、「未来を担う水素電池の日」(先進エクセルギー・パワー研究会が制定)などがあるとのことです。

毎年6月23日は、日本人である以上は絶対に忘れてはならない記念日「沖縄慰霊の日」です。

第二次世界大戦および太平洋戦争の最終盤に行われた「沖縄戦」は、1945(昭和20)年3月26日に始まり、6月23日に終了しました。この沖縄戦で亡くなった人の数は、日米合わせて約20万人。そのうちのほとんどが日本側の死者であり、さらに民間人が全体の約半分を占めていたという悲惨な結果となりました。それを忘れないよう、沖縄県が1961(昭和36)年に「慰霊の日」としたことが始まりの記念日です。

毎年8月15日に話題となる終戦記念日に比べ、ともすれば地味な扱いになりがちですが、戦後の日本の平和の陰には、広島・長崎の悲劇とともに、この沖縄の悲劇があったことは決して忘れるべきではありません。

 

毎年6月25日は「住宅デー」です。

住宅デーが6月25日という設定は、実はあの天才建築家アントニオ・ガウディの誕生日が由来なのだとか。

ガウディの誕生日1882年3月19日の着工以来、140年もの歳月が経過した現在も、まだ未完成かつ工事が進捗中のサグラブ・ファミリアの設計者であるガウディは、なるほど建築の神様みたいな存在。

全国建設労働組合総連合(全建総連)がこのガウディの誕生日を、1978(昭和53)年に「住宅デー」とした気持ちもよく分かるというものです。

全建総連では毎年、この6月25日を中心にさまざまな記念イベントを実施しています。

全建総連の公式サイトによれば、第45回目となる今年の住宅デーには、いつも通り、地域の職人さんによる住宅相談会、改善アドバイス、独居高齢者宅や幼稚園・保育園などの修繕ボランティア、包丁研ぎボランティア、まな板削りデモンストレーション、子ども対象の木工教室など、さまざまなイベントの開催が予定されています。

電気設備工事業界でも、国民を巻き込むような、こうした全国的な記念イベントを開催してもいいのではないでしょうか。