記念日

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投稿日:2023年3月17日 更新日:

☆今週も営業トークに役立つ記念日特集

毎年3月19日は「カメラ発明記念日」です。現代のカメラに発展していく土台の写真機(ダゲレオタイプ)が1839年3月19日に作られたのを記念して定められました。

発明したのは、フランス人画家のルイ・ジャック・マンデ・ダゲールです。そのため、ダゲールが作った写真機(銀板写真機)をダゲレオタイプといいます。

その際に素晴らしかったのは、フランス政府がダゲールから写真技術を買い取り、ダゲレオタイプの写真技術を世界に公開したことでしょう。フランス政府はダゲールに生涯にわたり年金を支給することとなりましたが、ダケレオタイプのカメラと写真技術は、お陰で世界中に拡大していきました。

当時のフランス政府並びにダゲールは、まさに「個人や一国の利益」より「人類全体の公益」を優先したのです。

 

毎年3月20日は「電卓の日」です。

電子卓上計算機(電卓)は前回の東京オリンピックが開催された1964(昭和39)年3月に、早川電機工業(現シャープ)により、開発されました。

その10年後1974(昭和49)年3月には、電卓の年間生産量が1000万台を突破。それを記念して3月20日が「電卓の日」に定められたのです。

それにしても開発当初の早川電機製の電卓の定価は53万5000円。重量は25㎏もあったそうです。それでも確かに卓上に載る大きさであり、いろいろな意味で画期的な発明だったのです。

 

毎年3月22日は「放送記念日」です。

1925(大正14)年3月22日、NHK東京放送局の前身である社・東京放送局(JOAK)が、日本で初めてのラジオ放送を実施しました。

よく知られているように、最初の放送で流されたアナウンサーの第一声は「あー、あー、あー、聴こえますか、、JOAK、JOAK、こちらは東京放送局です」というもの。

最近はあまり聞かれませんが、「あー、あー、本日は晴天なり」というマイクテストの呼びかけにそっくりです。ひょっとすると、このラジオ放送の第一声が影響を与えたものなのかもしれませんね。

 

毎年3月30日は「国立競技場落成記念日」です。

ここでいう国立競技場は、前回(1964/昭和39)年に開催(開会式は10月10日)の東京オリンピックのメイン会場として使われた旧国立競技場(正式名称は国立霞ヶ丘陸上競技場)のことです。

競技場自体は1958(昭和33)年3月30日に竣工し、落成式が挙行されました。この旧国立競技場は建設当初、1959(昭和34)年開催のアジア競技大会(アジア大会)のメイン会場とするために建設されましたが、1959年6月、東京が「1964東京オリンピック」の会場に決定したため、東京オリンピックのメイン会場にもなりました。

以来、国際的なスポーツ大会や高校サッカーなどのメイン会場として機能してきましたが、周知の通り、2020東京オリンピックのメイン会場「新国立競技場」(現国立競技場)への建て替えのため、解体されました。