☆ベッセルの電工アジャストナイフ続報
本欄で3号前に話題にさせていただいた、株式会社ベッセルの「電工アジャストナイフ」を称賛する声が止みません。
ベッセルの電工アジャストナイフは、既報通り《2024年度グッドデザイン賞》を受賞していますが、その使い勝手の良さは、例えば「カッターみたいに使える電工ナイフ」でありながら、「安全面からいえば、カッターのような危険性はまったくない」商品。しかも、実際にデザイン性および機能性が抜群に優れていることなどから、これはもう、グッドデザイン賞の受賞は当たり前というしかないというほどの評判を得ています。
見た目は一見カッターナイフなのですが、刃先(合金工具鋼刃)は電工ナイフになっている電工アジャストナイフ。まさに「ありそうでなかった」「こんな製品が欲しかった」との礼賛が止まないのも無理はありません。
機能の諸元は次の通りです。
「スライドはオートロック式/裏面のダイヤルで刃の振れを抑えられる」「刃は交換式/取り外して刃研ぎが可能」「全長171ミリ/重量121グラム」。
さらに「しっかり保持できる専用形状の電工アジャストナイフホルダー」があります。このホルダーは「刃をスムーズに出し入れできる広い差込口」が特徴的。「落下防止コードやカラビナを取り付けられるDリング付き」で、さらには「ベルト幅60ミリまで対応のベルト通し」が付いているので、とても便利です。雑誌編集の仕事には使い道がありませんが、セットで一つ、なんとか欲しいと思ってしまう、優れた質感の電工アジャストナイフおよびホルダーとの組み合わせです。
☆洋上風力発電の現況と未来地図について
次は展示会情報です!!
まず、ご紹介したいのは、2月19日(水曜)~21日(金曜)まで、東京ビッグサイト東1-8ホール、南1-4ホールを活用した広大な会場で開催される「スマートエネルギー・ウイーク/SMART ENERGY WEEK」です。
以前にも少し触れましたが、同展を構成するのは、「H2&FC EXPO 水素燃料電池展」「PV EXPO太陽光発電展」「スマートグリッド展」「風力発電展」「バイオマス展」「二次電池展」「ゼロエミッション火力発電EXPO」などです。
25年後の2050年は、周知の通り、全世界的な取り組みで進められつつある「脱炭素社会」構築の目標年度です。「スマートエネルギー・ウイーク」を構成する各種展示会は、いずれも脱炭素社会の構築には不可欠のジャンルを網羅していますが、本欄が注目したいのは「風力発電展」で展示構成されるはずの「洋上風力発電の現在」についてです。
カーボンニュートラル(脱炭素)社会の構築に不可欠な再エネの中でも、風力発電は最も期待されるジャンルです。
さらに洋上風力発電は、国土の周囲を海に囲まれ、有人離島や無人島も無数にある日本にとって、今後最大のエネルギー供給源になる可能性さえあります。
同展では特別企画として「洋上風力発電関連の特別企画展が用意されており、主催は「WFO・産学連携洋上風力人材育成コンソーシアム・長崎大学海洋未来イノベーション機構」です。ほんと、楽しみですよね!!