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投稿日:2022年11月4日 更新日:

☆直近1年間の作業着売上高ベスト10!!

「お洒落でかっこいいユニフォーム専門店」のキャッチフレーズでお馴染みの作業着通販サイト《ワーク・キング》が、10月4日付けの配信で「2022年最新 作業着メーカー売上ランキング(ユニフォームのみの売上高)」を発表しています。

それによると第1位は1924(大正13)年創業の老舗ブランド自重堂(本社:広島県福山市)で、今年6月期の売上高はというと約169億円だったそうです。

同様に第2位は1958(昭和33)年創業のバートル(本社:広島県府中市)で、昨年11月期の売上高は約158億円です。

続けて第3位は、1917(大正6)年創業のアイトス(本社:大阪府大阪市)で売上高は約147億円でした。

第4位は1901(明治32)年創業のコーコス信岡(本社:広島県福山市)で、売上高は約139億円です。

第5位は1948(昭和23)年創業のシーベック(本社:広島県福山市)で昨年7月期の売上高は約131億円だったそうです。

第6位は1932年創業のサンエス(本社:広島県福山市)で、売上高は約90億円。

第7位は1968(昭和43)年創業の桑和(岡山県倉敷市)で、売上高は約48億円。

第8位は1959(昭和34)年創業の寅壱(岡山県倉敷市)で、売上高は約42億円です。

第9位は1981(昭和56)年創業のアタックベース(広島県福山市)で、年間売上高は約40億円です。

第10位は1962(昭和37)年創業のTSデザインで、年間売上高は約32億8000万円となっています。

これらのランキングにおける年間売上高は、決算時期の違いがあったり、決算時期が不明のものも交じっていますが、老舗ブランドにおいては、ユニフォームだけで年間どれぐらい売れているものなのかなどの目安として、非常に分かりやすく集計されていて興味深いですね。

例えばワークマンが入っていないことについては少し気になりますが、理由はよく分かりません。想像するに、ワークマンでは多種多様な品目が製造され、自社販売のチェーンも全国展開もされていますので、ユニフォームのみの売上は集計しづらいということなのかもしれません。

それはともかくとして--驚くのは老舗ブランドの創業の古さです。ベスト10の上位には創業100年前後、あるいは半世紀以上のブランドが多いですよね。

同時に福山市に本社を置くブランドが多いのは、明治・大正・昭和前半期までの福山市には、造船を始めとする工業地帯からの需要に応えるためだったのかもしれません。

倉敷市に本社を置くブランドについても、福山市と同様の理由が考えられますし、大阪市も古くから繊維産業が盛んでした。

いつかこれらの作業着ブランドの、そうしたルーツについても調べてみたいと思います。

 

☆「週末戦士作業着レンジャー」とは!?

前回の本欄では「ゆるキャン△」の世界観を忠実に再現した作業着の話題をお送りしましたが、今週も「ゆるキャン△」に登場する「週末戦士作業着レンジャー」の話題が届きました。詳細は次号でお届けします!!