☆沖縄県電気工業組合創立50周年!!
周知のように、昨年、沖縄県は1972(昭和47)年の「本土復帰」から満50周年の節目を迎えました。
それは同時に、沖縄の産業界が日本に復帰したことを意味しますが、沖縄県電気工業組合もまた、1972年9月に設立されました。
そしてこの2月22日、設立50周年記念式典が、那覇市内のホテルで盛大に開催。式典では組合の功労者や永年勤続の組合員への表彰が行われ、「次の50年間に向けての誓いが新たにされた」との情報が入っています(出席者数約110人)。祝!!
☆阪神淡路大震災から28年目の教訓
今年1月17日は、周知のように1995(平成7)年の阪神淡路大震災発生から28年目の当日。兵庫県を中心に、被災した各地で、「1.17のつどい」(追悼行事)が開催されました。
死者・行方不明者を合わせ6437名もの人的被害(負傷者は4万3792人)の中には、電気設備工事の業界関係者、建設関連の業界関係者も少なからず混じっていたはずです。
また、建物の全壊・半壊は25万件近くにも達するという脅威的な被害を出した阪神淡路ですが、1月16日付け日経新聞によれば、この大震災では、トータル100ヵ所以上の「盛り土の地滑り」が発生したのだそうです。
昨年5月に発生した熱海市の盛り土崩壊による土石流の災害は、今、全国的な盛り土放置の実態に警鐘を鳴らすきっかけにもなりましたが、阪神淡路大震災における「盛り土の危険性」の教訓を活かされなかったのは、返す返すも残念でなりません。
災害は忘れた頃にやってくるというコトワザの通り、現在、各地で頻発している盛り土問題は、放置すれば大変な被害を、今後予測避けている震災の際に出さないとも限りません。いや、その可能性は限りなく高いはずです。行政や民間などの「立場を超えた対策」が必要なこと、いうまでもないでしょう。
☆業界団体と専門学校コラボの作業着!!
この1月22日、東京モード学園(新宿区)にて、全国建設業協同組合連合会と東京モード学園とのコラボによる「建設業界で働く女性向け・作業用ユニフォームのファッションショー」が開催されました。ショーの開催に当たっては、東京モード学園の生徒が事前に計334点のデザインを応募。その中から選ばれた優秀作品6点が実際に試作され、会場に特設されたランウェイで披露されました。
当日の模様を報道したNHKニュースによると、最優秀作品賞を受賞したファッションデザイン学科2年生の作品は「安全性を考慮して、目立つ赤と青の鮮やかな色合い」や、「タブレット端末やペンなども入れられるよう、さまざまな大きさのポケットが用意」された優れものだったとか。
また、デザイン性を重視しながら、巧みに電動ファンも取り付けた作品もあったとのことで、学生たちの作業着ファッションへの造詣の深さが感じられます。
その背景には、昨今、急速にカジュアル化して、若者たちのファッションアイテムの一員に位置付けられるようになった「作業着の社会的地位向上」現象があるのではないでしょうか。オシャレ作業着のムーブメントは、ブームを超え、定着しつつあるようです。