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☆営業トークに最適9月の記念日特集③

毎年9月17日は「モノレール開業記念日」です。

1本の軌道を走るモノレールにはご承知のように、懸垂式と跨座式の2種類があります。

懸垂式は1本の軌道からぶら下がって進む形式のもので、首都圏の現役のモノレールでは湘南モノレール江ノ島線(1970年開業、8駅)が代表的な存在といえます。

一方の跨座式は、レールの上に跨るようにして車輛が進む形式のモノレールで、首都圏では、浜松町と羽田空港を結ぶ東京モノレール羽田空港線(1964年開業、11駅)や、多摩センターと上北台を結ぶ多摩都市モノレール(1998年開業、19駅)が代表的です。

モノレールの原理に基づいた開発は19世紀初頭からはじまったとされますが、地上の道路の上を走るモノレールは、交通渋滞解消の妙策として、さまざまな国で実現してきましたが、1964(昭和39)年9月17日に開業し、「モノレール開業記念日」の元になった東京モノレール羽田空港線は、道路の上はもちろん、海の上や川の上をも走るという意味とともに、輸送力の大きさも含め、世界的にも優れた存在といえそうです。

ちなみに日本初のモノレールは、よく知られているように、1957(昭和32)年に開業した、懸垂式の「上野動物園モノレール」(2019年11月に休止)です。

アフリカ園から不忍池に向かう上野動物園モノレールは、乗車時間がわずか数分間でしたが、ワクワク感ではピカ一の存在でしたよね。懐かしいです。

 

毎年9月20日は「国産ロケット初打ち上げの日」です。

日本の宇宙開発事業は1950年代半ばから始まったとされますが、その出発点は「国産ロケット初打ち上げの日」の元、つまり1957(昭和32)年9月20日に打ち上げられたペンシルロケット(観測用ロケット・カッパー4C型1号機)でした。

このペンシルロケットは、後に日本のロケットの父といわれ、日本の宇宙開発のパイオニアとして知られる糸川英夫博士(当時は東京大学生産研究所教授)が作ったもので、初号機は1955年4月に「水平発射実験」が行われました。

そして1957年9月20日に打ち上げ成功をみた日本のロケット開発は、現在もJAXAを中心に進められていますが、今イチ、飛躍的な発展とまではいっていない印象です。

今後の頑張りを期待したいものですね。

 

毎年9月22日は「花園ラグビーの日」ということになっているのだそうです。

現在、スポーツ界ではラグビーのワールドカップ2023が佳境に入ろうとしていますが、なんたって前回、日本で開催されたワールドカップ2019年大会における、日本代表チームの活躍が忘れられませんよね。

実はその「2019年大会」の初戦は、東大阪市の花園ラグビー場で、2019年9月20日に行われたのです。そのときのカードは「日本VSナミビア」でした。

花園ラグビー場は高校ラグビーの聖地としても知られていますが、その日以来、世界的に知られる存在になったのです。