☆機能性作業服アパレル市場の動向を分析
H&Iグローバルリサーチ株式会社は、7月19日付でプレスリリースを実施。「機能性作業服アパレルの世界市場(市場規模・動向・予測レポート等)」の発行を公表しました。
以下、主な特徴の概要を銅リリースから拾っていきますと、次のようになります。
◇機能性作業服アパレル市場に関する調査結果(市場動向など)。
◇機能性作業服アパレル市場の定義やこれまでの推移などの「市場概要」。
◇機能性作業服アパレル市場の今後の成長性や発展性に関する分析データほか(市場ダイナミクス)。
◇その他(競合情勢、市場細分化と予測、市場の課題と機会、提言と結論)。
発行予定は7月中。楽しみです。
☆猛暑のなか取材「猛暑対策展」の快適会場
真夏のワーキングウェアという観点から注目していた「第10回猛暑対策展」が、7月24日(水曜)~26日(金曜)まで、東京ビッグサイト東4~6ホールで開催されました。
同展は「第11回労働安全衛生展」「騒音・振動対策展」(以上の総称は「メンテナンス・レジリエンス・TOKYO」展)との併催。編集部では早速取材に向かいました。
そのご報告(とれたてルポ)は8月最初の発行号で行いますが、いやぁ、「猛暑対策展」の現場は、猛暑対策の各種現場向け機器がデモンストレーションで稼働していたため、外の猛暑を吹き飛ばす、実に快適な会場でした。
猛暑対策の作業着も各種展示されており、そのハイテクぶりには編集部もビックリの連続でした。本誌8月最初の号の「とれたてルポ」を、お楽しみに!!
☆ファン付き空調服はアジアでは人気薄!?
一年中暑い東南アジアでは、日本発の偉大な発明品「ファン付き空調服」の人気はイマイチ!! という投稿を、SNSで見つけました。
作業服専門の人気サイト「ユニフォームタウン」の2023年6月4日付の「日本製空調服って実際どう?」と題する記事によれば、空調服を開発したのは「ソニーを早期退職した市ヶ谷弘司という人物」であり、「空調服は日本の企業が開発した日本発祥の文化」とあります。
ファン付き空調服が日本発祥ということは知っていましたが、元ソニーの市ヶ谷弘司さんという方が、「1998年に東南アジアを旅したとき、エネルギー危機と環境問題について考えた経験」が生かされ、開発されたのだそうです。
その後、ファン付き空調服は、屋内外を問わず、日本の各種作業現場で重宝されていくわけですが、近年の温暖化に伴う「猛暑日連発」の環境の変化は、ファン付き空調服を一気に普及(一般化)させます。
実際、昨年以上の猛暑日連発がニュースになっているこの夏、街なかでも割と普通に、ファン付き空調服を着こんで散歩する中高年の市民を目にする機会が増えました。
温暖化は世界的な傾向であるにせよ、日本の夏の暑さは、少し前の「常識」からすると「異常」なんでしょう。そして一年中暑い東南アジアでファン付き空調服が人気をあまり高めていないとすれば、アチラの暑さは常識(伝統)の範囲内だから、なんでしょうネ。