DX 職場体験学習

組合協会だより

投稿日:2022年1月21日 更新日:

☆中学生が対象の「職場体験学習」開

東京都電気工事工業組合の公式サイトによれば、2021年11月16日、同組合練馬地区本部が練馬区立大泉中学校にて、恒例の「職場体験学習」を実施しました。

練馬地区本部は「電気と暮らし」の出前授業も5年前から実施していますが、「電気と暮らし」を電気のある生活についての啓発的な出前授業とすれば、「職場体験」は中学生たちの将来の仕事探しにもかかわってくる授業であり、より具体的で実践的な授業になったようです。

講師は東京電力パワーグリッド荻窪支社練馬事業所、関東電気保安協会東京北事業本部練馬事業所、河村電器産業の精鋭たち。

体験学習の具体的な内容は、低圧検電器を使ってコンセントの不良個所を分解したり、安全帽・安全帯をきちんと装着しての高所作業車体験など、中学生たちには心躍る体験学習の場になったことでしょう。

次世代育成のために、今後とも積極的に実施していただきたいイベントです。

 

☆DX化を牽引する技術者集団の矜持

同じく東京都電気工事工業組合の公式サイトから。少し旧聞に属するニュースですが、2011年11月11日、滋賀県大津市で開催された「第34回電気工事業全国大会」に役員並びに青年部会役員が参加したとの報告とともに掲載された「大会決議」の内容が注目されます。

「業界の新しい働き方を実現し、インフラの要を担う電気工事業界の発展と、繁栄に向けた正しい市場作りを目指す」「コロナ禍後に確実に進化し、地域社会とともに歩む業界を目指す」という決議とともに、「DX化に先行する技術者の育成強化を図り、お客様から信頼して任せられる電気技術者集団を目指す」という決議が採択されたのです。

DX化は本誌でも再三取り上げてきたように、今や全産業にとって、そのスムーズな導入が焦眉の急とされています。

その際に重要なのは、電気技術者集団としての電気工事会社がクライアントに対してどのように正しく、合理的にDX化を提案できるか? それはこれからの業界にとって、大きな試金石になるものと思われます。

それだけに大会決議にDX化を牽引する決意表明が入ったことは、まさに時宜を得ているといえるでしょう。

 

☆青年部が実施「地域活性化イルミ」

和歌山県電気工事工業組合田辺支部青年部が企画した、田辺市立武道館のイルミネーション(2021年12月10日~2022年1月8日)が話題を呼んでいます。

同青年部では2020-2021シーズンにも同じ企画を予定していましたが、コロナ禍のために断念。全国的にコロナの新規感染者が激減した昨年11月に工事を行い、無事、12月10日の点灯式を迎えたのです。

点灯式には市長も出席するなど、注目度はまさに大。

フルカラーのスポットライト15台に2万球のLED電球を使ったこのイルミイベント。点灯式後にオミクロン株の感染拡大が始まったなか、再び暗くなりかけた市民の気持ちを和ますイルミネーションとして、文字通り「社会を明るく照らす灯」になっていることでしょう。