SDGs

組合協会だより

投稿日:2023年1月27日 更新日:

☆全日電材連「NEW WAVE」年頭所感より

全日電材連(全日本電設資材卸業協同組合連合会)の機関誌「NEW WAVE」1月号が発行されました。

1月号の恒例「年頭所感」を見ると、電設資材業界および建設関連業種全般の置かれた現況が目に見えてきます。

例えば全日電材連・小島寿之会長による年頭所感のタイトルは「コロナ明けの新たなステージで見える電材業界の新しい景色」です。さらに「ビジネスに役立つ『情報ハンターとして』(守谷承弘副会長)、「rスポーツという新しい視点」(末永稔副会長)、「SDGsの推進を…」(深瀬和彦副会長)、「ピンチをチャンスに」(近藤保副会長)、「穏やかな卯(うさぎ)も飛躍する」(橋本倫典副会長)といった具合です。

会長・副会長それぞれによる年頭所感のタイトルは、まさに「業界の現況」を示しています。来年春にはいよいよ働き方改革への業界の取り組み状況に、世論の視線が集中します。業界を取り巻く状況を見据え、さらにその向こうの世の中のトレンドを先取りして発展していく業界で、ありつづけたいものです。

 

☆阪神淡路28年目の黙祷と記憶の継承

この1月17日はあの「阪神淡路大震災」(1995年)の発生から28年目。もうそんなに時間が経過したのかと、つい思ってしまいますが、あの日の衝撃がつい昨日のことのように思い出されるのは、それだけインパクトが強烈だったことの証でしょう。

阪神淡路大震災から16年後の2011年3月11日に発生した東日本大震災の超特大の衝撃ともまた違う超特大の衝撃が阪神淡路にあるのは、日本有数の大都市部である神戸市が一瞬にして半壊したことの衝撃なのかもしれません。

実際問題、東日本大震災の津波の映像と同様のインパクトが、横倒しになった高速道路やビルディングの映像にはありました。

神戸市では今年も1月16日から黙祷が開始され、1月17日午前5時46分(震災発生時刻)からは再び黙祷が捧げられました。

日本国民すべてに衝撃を与えた阪神淡路大震災ですが、近年は少しずつ、関係者の間でも記憶の風化が進みつつあるといいます。

世代が少しずつ変わり、直接的な体験者の高齢化とともに、人数も減少化していくことによる「風化」であり、それは一面、仕方のないことでもあるのかもしれませんが、8月15日の終戦記念日の意味と共に、阪神淡路大震災や東日本大震災、さらに多くの災害の記憶は、出来る限り噴火させないような工夫とそれに向けた努力は、全国民を挙げて必要なのではないでしょうか。

毎年この日が来るたびに、そう思います。

 

☆インフラメンテナンス大賞表彰式開催

国土交通省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、防衛省の共同で開催している「インフラメンテナンス大賞」第6回目の表彰式が、1月13日に実施されました。

同制度は、日本国内における社会資本のメンテナンスにかかわる、優れた取り組みや記述開発を表彰するこの制度は、自治体およびメンテナンスを担う業界関連企業にとって、非常に励みになる表彰制度です。より一層の発展を期待したいものです。